2007年06月02日

ベトナムの中国化【市場経済と共産党】

自由化という面での「ベトナムの中国化」が始まっていると感じられます。引用した記事は、2010年までにベトナムの全国営企業を株式会社化するとドン首相が述べたとのことです。この改革開放の流れは止まらないでしょうし、誰もそれをとめようとはしていないのでしょう。

ベトナム:2010年までに全国営企業を株式会社化

「2010年までにベトナムは、全国営企業の株式会社化を行い、国営商業銀行を市場メカニズムに沿って活動させる。また、各経済セクターの平等化を図る」。

 Nguyen Tan Dung首相は5月23日、国際通貨基金(IMF)の加藤隆俊副専務理事との会談でこのように述べた。

 首相は、社会主義方針を持った市場経済維持のため、経済改革とともにインフレ抑制、貿易バランスの保持、民主化促進などを行うとし、ベトナムはクリーンな国家、政府の構築、官僚主義、汚職の阻止にも大きな関心を寄せ、経済発展に弾みをつけたいとしている。

 加藤氏は、経済政策、幹部育成でアドバイスする用意があるとし、またベトナム経済の成果、汚職撲滅計画、公共サービス改革を高く評価した。

(Nguoi Lao Dong)(2007/05/28 07:34更新)
HOTNAMニュース全文はコチラへ


一方で、私が気になるのはやはり、「社会主義方針を持った市場経済維持」という表現です。いわゆる先進国におけるような、政府とマーケットの関係は、果たしてベトナム(あるいは中国も)でも実現しうるかといえば、やはり政治体制がそれを許さないだろうと思います。したがって、なにかことあらば、政府がマーケットに過剰に乗り出すことはあるでしょうし、それがベトナム投資のリスクなのだと思っています。

<ベトナム>国会議員選挙 非党員減り共産党一党支配が盤石
5月30日22時21分配信 毎日新聞

 ベトナム国会議員選挙の結果が発表され、493議席が確定した。非共産党員の当選者は43人で、前回(02年)の51人から減少し、共産党一党支配の盤石ぶりが示された。共産党や政府系組織の推薦を受けない自薦候補は過去最多の30人だったが、当選は1人で、前回の2人を下回った。投票率は99.64%だった。

最終更新:5月30日22時21分


ベトナムでは、共産党一党支配が強まっているわけです。選挙をしたとはいえ、こうした政府があるということは、アメリカやEU、日本とはまったく違う環境に激変する可能性はいつでもあるということです。しかしすごい投票率ですね。
posted by vietnammoney at 13:28| Comment(1) | TrackBack(0) | ベトナム最新ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『ベトナムファンド・ベトナム株投資で分散投資』というブログを書いてますJenniferと申します。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪
Posted by ベトナムファンド・ベトナム株投資で分散投資 at 2007年06月03日 17:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/43640719

この記事へのトラックバック
最近の記事
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。